分科会 No.7
野生生物をめぐるジレンマ
-二律背反的な課題に対して、ジオパークとしてどう向き合うか-
下北半島のニホンザルは、ヒトを除く霊長類の中で最も北に生息する個体群であり、その学術的価値から国指定天然記念物として保護されています。一方で地域ではニホンザルによる農作物被害も起きており、保護と駆除の両立が課題となっています。
野生生物を巡っては、このような「彼方立てれば此方立たぬ」関係の事例が全国に多数あり、ジオパークとしてどのように向き合うべきか、悩みを抱えている地域は少なくありません。
本分科会では、このような二律背反的な事例を複数取り上げながら、ジオパークとして野生生物をめぐる課題にどのように向き合うべきか、参加者間で認識を深めます。
会場アクセス
〒035-0072 青森県むつ市金谷1丁目10-1
TEL.0175-22-8411